運動後の糖質補給で「回復」はここまで変わる!

2025年12月25日 11:16

「運動後2時間以内に糖質を摂ると良い」
そんな話を聞いたことがある方も多いと思います。

これは単なる経験則ではなく、**科学的にも裏付けられた“リカバリーの基本”**です。

■ 糖質は「筋肉のガソリン」
運動によって筋肉内の**グリコーゲン(糖の貯蔵エネルギー)**は大きく消費されます。

このグリコーゲンが十分に回復しないまま次の練習や日常生活を迎えると、

体が重い

動きのキレが戻らない

疲労や痛みが残る

といった状態になりやすくなります。

■ 運動後は“回復のゴールデンタイム”
運動直後〜2時間程度は、筋肉が糖を取り込みやすい状態です。
このタイミングで糖質を補給すると、

グリコーゲンの回復が早まる

疲労が抜けやすくなる

ことが分かっています。

同じ量を摂っても「早く摂るか、遅く摂るか」で回復速度は大きく変わるのがポイントです。

■ 運動後に糖質を補給すると起こる良い変化
① 次の運動で“しっかり動ける”
グリコーゲンが回復することで、ダッシュや踏ん張りが戻りやすくなります。

② 疲労を持ち越しにくい
糖質不足の状態では、体は筋肉を分解してエネルギーを作ろうとします。
糖質を補給することで、筋肉を守りながら回復できます。

③ ケガの予防につながる
疲労が残ると動作が乱れ、関節や筋肉への負担が増加します。
回復が整うことで、オーバーユースや再発リスクの軽減が期待できます。

④ 集中力・判断力が落ちにくい
脳のエネルギー源も糖。
運動後の糖質補給は、心身両面のリカバリーにつながります。

■ 何をどれくらい?
目安としては、運動直後に

ウイダーinゼリー:1本

バナナ:1本

おにぎり:1個

などを体格・運動量に合わせて組み合わせるのが現実的です。

■ TUNAGUからの考え方
TUNAGUでは
「頑張る → 疲れる → 休む」ではなく、

「頑張る → 回復する → 次に繋げる」
という循環を大切にしています。

運動後の糖質補給は、
“甘いものを食べること”ではなく
体を整えるためのコンディショニングです。

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